昨日食料品店に出かけたら、入り口を入ってすぐの陳列棚に、鉢に入れられた春の花が数種類飾られていました。ピンクや白や紫色の花々のプランターの中で、とりわけ私の目を引いたのは、紫色のヒヤシンスのつぼみ。遠い昔、小学校に上がる前の保育園で、机の上に置かれたチューリップとヒヤシンスの球根のうち、ヒヤシンスという名前だけはどうしても覚えることができずにがっかりしながら帰宅した後、私がじょうずに「ヒヤシンス」と言えるようになるまで、母が根気強く教えてくれたことを懐かしく思い出し、店先の数種類のヒヤシンスにじっと見入ってしまいました。
他の花はすべて綺麗に咲いているのに、この紫色のヒヤシンスだけが、かたくなに咲くのを拒んでいるようにみえ、名前を覚えることができなかった自分を見ているようで、思わず笑ってしまいました。
「遅咲きの花は、そのうちきっと、世界で一番美しい色をみせてくれるよ。」そんな思いで、この鉢を手に取り、持ち帰ったのでした。
まだ蕾のままですが、先週届いたオランダ在住の義叔母のカードが置いてあったリビングルームのテーブルに置いてみると、部屋の中が少し明るくなったような気がします。
ちなみに、英語では、「ヒヤシンス」ではなく「ハイアシンス: hyacinth(s)」に近い発音で呼ばれています。
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ヒヤシンスのエピソード、思い出深いですね。花言葉を調べてみましたら「スポーツ」「ゲーム」「私は悲しい」などです。色別にもピンク「しなやかなかわいらしさ」白「心静かな愛」赤「嫉妬」紫「初恋のひたむきさ」濃紫「悲哀、競技」黄色「勝負、あなたとなら幸せ」などがあるようです。「ヒヤシンス」「しやひんす」 「ヒヤシンス」「ひやすんし」 「ひや・・・しんす。ヒヤシンス!!」
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でんさん
お久しぶりです。
ヒヤシンスのエピソード、ほんとうに思い出深いです。こんなにたくさんの花言葉があるんですね。濃い紫色は「悲哀、競技」ですか!
紫色の花が咲き、芳香も豊かです。とても綺麗ですよ~。^^
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「ハイアシンス」ですね。なるほど、なるほど・・・
思い出のあるお花があっていいですね。お母さんはきっと
辛抱強い方だったのでしょう。
わたしも春早く咲く花「ヒアシンス」とても好きなお花です。
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いーはとーぶのおじいさまへ
ええ、英語では「ハイヤシンス」ですよ~。^^
心に残る花や好きな花が母との思い出や母の言葉などと重なって記憶に残っているという発見は面白いものですね。
春の花、たくさん出始めていますね。妹も春先の花々で家中を飾って写真を撮って見せてくれています。
春はすぐそこ。。。早く雪が解けるといいですね。
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