初めてアメリカの日暮れに出合ったのは、1980年代のボストン。
昨日、メリーランド州の小さな町の角を曲がった時に視界に飛び込んできた西日に包まれたセピア色の風景の中に、あの頃の自分の姿が見えるような気がした。
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初めてアメリカの日暮れに出合ったのは、1980年代のボストン。
昨日、メリーランド州の小さな町の角を曲がった時に視界に飛び込んできた西日に包まれたセピア色の風景の中に、あの頃の自分の姿が見えるような気がした。
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愛用のT社の2007年のハイブリッドカーの調子が落ちて来たのか、運転中にライトが点滅し始めたので、先週の水曜日にディーラーに持って行って点検してもらったところ、エンジン動力を電気に変換することができなくなったため、システムの効率が落ちているだけで、エンジン自体やほかのパーツには問題ないとのことだったので、いったん帰宅しました。ところが、やはり調子が悪いので再び見てもらうことになり、昨日から台車を使い始めました。
昨夜、夫が、その台車を運転して仕事場にいた私を迎えに来た時、近所のハンバーガー屋さんで私のために買ってきたというスパイシーなチキンが入った袋が、運転席と助手席の間に置いてありました。ファーストフードのハンバーガーは、よほどのことがない限り自分の分を買うことはありませんが、このお店で数年前に売り出した1ドルメニューの中のこのスパイシーなチキンのサンドイッチは美味しいと思ったので、お腹がすいていれば注文することがあるからです。
車内でサンドイッチをほおばりながら、「もし車を買い替える必要が出てきたら、こんな大きなバンだったら、犬も連れて一緒に西海岸まで横断できる!このタイプとか(私の右側を走行していた車を指しながら)あのランドローバー・レンジローバーとか。」と私が冗談を言うと、運転していた夫が、「このバンは、高速で1ガロンにつき約17マイルと燃費が悪いよ。長年愛用していたあの(去年の暮れに処分した4WD)ボクのベストフレンド並みだよ。大体レンジローバーなんか高過ぎる。F社の同じような形のでカッコいいのがあるんだよ。よくよく考えてから、燃費がよくて性能が高い車を選ばないとね。」と言いました。
私も夫も、自分たちの持ち物は、物の方で「もうかんべんしてください。」という様相を見せ始めるようになるまで、何でもとことん使い切る方なので、過去に愛用した車はどれも「廃車」にせざるを得なくなるまで使いましたし、同様に、洗濯機も業者の方でも修理ができなくなったため2年ほど前に処分して以来、今年に入って我が家に仔犬が2匹やってくるまで家の中には置かずに、コインランドリーに通っていました。犬用のブランケットや足ふきマットなどを洗う必要がなければ、それで十分だったのです。
同じ地球上に住んでいながら、洗濯機はおろか衣類や食糧や住居すら確保できず、病気に苦しみ、少量の食べ物を料理するコンロにさえ不自由している人々がいる一方で、豊かな国に住みながら大きな車に乗ったり便利な暮らしを支える大量の電化製品を所有し粗大ゴミを増やして二酸化炭素の放出にますます拍車をかけ、地球温暖化の要因をつくり悪影響を与えているのは、まさにこの自分なのだという罪悪感やジレンマに悩みながらも、私が使っていたコインランドリーで、馬用の2枚の「馬着」や少しガソリンの匂いがする真っ黒なドアマット等を洗濯しながら、「禁煙」のサインが表示されている横でたばこを吸っていた男性に向かって別のカスタマーが啖呵を切っている場面に遭遇して以来、熟慮した挙句、躊躇しながらも先月ようやく洗濯機の購入を決心してしまったのでした。
夫が運転する車の中で、今年メインテナンスをしなくてはならないプール用のヒーターや、夏の一時帰国の計画などを話し合っていると、あっという間に家に着いてしまいました。
「持ち物が多いと、キープするにしても、捨てるにしても、とにかく余分なエネルギーがかかるね。」と言っていた父の言葉を思い出しながら着替えをしようと思って寝室のドアを開けた、その時です。
数日前に、クローゼットの掃除を兼ねて衣類を整理し不用品を処分した時に、自分のクローゼットの中の衣類も片づけ始めた夫が出してくれ、捨てるに捨てられなくて部屋の隅の肘掛椅子に放り出してしまっていたショートパンツが目に入りました。
「これはK(娘)が13年前に着ていた物でよれよれだし、もう雑巾にしても良いくらいだから。。。」などとぶつぶつ呟きながら、パジャマとして使っていた息子たちのトレーナーや娘のパジャマなどを整理しているのを見ていた夫に「久しぶりに新しいパジャマを買った方がいいと思う?」と訊くと、夫は、自分用のクローゼットのドアを開け、「Mちゃんが履けるような短パンが確かあったよ。」と言って、サイズが合わなくなって履けなくなったという短パンを、にこやかに「これはどう?」「これはどう?」と言いながら、次々と自分の箪笥の中から取り出して、私の面前に広げて見せてくれたのです。
私は、自分が家の中でこれらの短パンを履いている姿を想像してみました。
以前、長男の親友が泊まりに来た時、次男が小学生のころに愛用していた、サッカーボールを追っている男の人の赤と黒のシルエットと青いボールが全体に散りばめられたデザインの、ヨレヨレのフランネルのパジャマ姿のままでうっかり寝室から出て行ってしまい、ピアノを弾いていた長男と談笑していたTくんに「ハロー。」とあいさつした際に、その場で夫に「くれぐれも、この家に住んでいない人の声が聞こえたら、そんな恰好でリビングルームに出てこない方がいいよ。」と窘められ、私の容姿に関する彼の意見や感想など求めてもいないのに、T君からも「いやいや、もっとひどい姿の女性も見かけたことがあるんでね。気にしないで!」と慰められた日の事を思い出しました。
大体、1枚目は、どう見てもぶかぶか。男性のLサイズ(注:アメリカのLサイズ)の上、ゴムが伸び切っている感があります。
2枚目は、「12歳・14歳の少年用」。一体全体、なぜこんな代物が夫の箪笥の中に紛れ込んでいるのか甚だ疑問。
3枚目。ペンキの模様のおまけ付き。確かに、2週間前まで数日間、徹夜で自宅の2階のスタジオのペンキ塗りに励んでいた時に、お気に入りの洋服が全てペンキだらけになってしまったことを全く気にしていなかったので、夫は、私だったら履くだろうとでも思っているのでしょう。これは、その時一緒にペンキ塗りをしていた次男が履いていたものだったのです。いくらパジャマとは言え、そんな短パンを履いてリビングルームに出て行った暁には、時々ひょっこり顔を見せるTくんが卒倒してしまうかもしれません。

そんなこんなで、これらの短パンは、寝室の隅の肘掛椅子に放り出して、私の箪笥に戻すのかゴミに出すのか、もう一晩じっくり考えたいと思います。
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The Sea Trials of an Unfortunate Sailor by Kurt Brindley
Review by Paul Xylinides
Kurt Brindley joins forces with Herman Melville
Before I begin this review, let me first recommend to anyone whom it persuades to read The Sea Trials of an Unfortunate Sailor, that after doing so they further benefit themselves by looking again at their copy of Herman Melville’s Billy Budd, Sailor that I shall, however, quote from extensively. Kurt Brindley’s accomplishment should come into even greater focus when looked at through the lens of the nineteenth century classic novel.
Anyone who has ever experienced the injustice of being condemned by those who characterize their sensitivities in ways fundamentally at odds with their true identity will respond deeply to the travails of Kurt Brindley”s protagonist in The Sea Trials of an Unfortunate Sailor. From a tellingly different perspective the same fate befalls Melville’s hero. One cannot help but…
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