Shh…

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薪と猫と、そして君。。。

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外は雨 - 。

暖炉の火と

テーブルの上の一輪の薔薇と

君と

猫。

ボクの周りで

なんとなく動いている

小宇宙が、

何よりも素敵だ。

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トウモロコシの枯れ野だの

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エノコログサだの

ススキだの

カシの小枝の小鳥だの

丘の向こうの日暮れだの

茜、セピアに染まる野に

ひとりたたずむ

秋の宵

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彗星1795、1400光年の旅

 
 ああ、そうだった。
言い忘れていたんだがね、

 今しがた、ジョバンナさんが、
とうもろこしの茎やら畑から穫ってきたばかりのかぼちゃを、
納屋の裏の屋台に並べながら、
乳絞りも終えたばかりだと言っていたからね。

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 練習室に、君のチェロを戻したら
―  忘れずに鍵をかけた後にだよ、-
丘の下のジョバンナさんのところで
しぼりたてのミルクをたっぷり飲んで、

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 あの牧場の
銀色に光るドーム屋根に続く
はしごを上って

天日干ししたばかりの
良い匂いの干し草の間で、
ぐっすりと昼寝をするといいよ。

Farm

 ジョバンナさんがこっそり教えてくれたんだけれどね、
あのドーム屋根も、家の裏の牧場のサイロの屋根のように、
夜になると開くらしいよ。

 もう、かれこれ90年近くも前の話なんだが、
ジョバンナさんのお母さんが、10代の頃だったらしいんだが、
― 君も知っての通り、そうそう、105歳になるあのおばあさんなんだがね ― 

 屈折望遠鏡で空を眺めているうちに、
海を隔てた東洋の、。。。なんという国だったかな。。。
とにかく、その国で南東の空を向いて、
デネブだのアルタイルだのベガだのを探してるっていうお百姓さんと、
間違いなく交信したって言う話だよ。

 

Moon

 

 三日月でも月が出ていると明るすぎるから、
星月夜を選んで、
あのドーム屋根の、秘密のスイッチを押すと、

― スイッチは、蜘蛛の巣だらけの5つ重なった円筒形の干し草の束の、
裏側の窓わくの向こうの隙間の陰の方にあるんだが、 -

 
 蜘蛛の糸と、屋根から降ってくる錆びを触らないように気をつけながら、
あのスイッチを押すことができれば、

 やがて、ドーム屋根の上空には、
海を隔てた、 - 何という国だったかな -

 とにかく、
絶対に、錆びと蜘蛛の糸を触らずにスイッチに指が届いたら、の話なんだが、
 ― 君のそのチェロ弾き独特の、すらっと長い指なら大丈夫だとは思うけどね ― 、
その、なんとかいう国から見えた、当時の夏の夜空が広がるっていうからね。

 そこまで成功したら、
まずは、ひときわ輝くベガを
お次に、アルタイルを、
そして、最後に、デネブを探すんだ。
その3つさえ見つけられたら、完璧だよ。

 そこまでいけば、君も、海を隔てたその国から見えた、
90年前のミルキーウェイに、たどり着けるというわけだ。

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彗星1795、2607マイルの旅

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 茜色に染まる天空を

ほうき星と見紛うほどの光を放ちながら

18時45分の最終便が飛び去って行ったというのに

君らときたら、エンジンをふかしたまんま、

いつまで、そこでうつつを抜かしているつもりだい。

こうなったら、朝の始発を待つしかないね。

 あの街の水平線の向こうに昇る

明日の日の出が見られないのは残念だが

畑から眺めるここの三日月も、

まあ、まんざらでもないじゃないかい?

 せっかくだから

牧場の裏のサイロのドーム屋根を全開にして

天体望遠鏡でも出して

今夜は3人で、宇宙へ繰り出してみようじゃないか。

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