ワインとサラダとトマトスープ♡

 昨日の夕方、お気に入りの古い駅舎のベンチに座ってリラックスした後、久しぶりに大好きなお友達の家に食事に行ってきました。ガーデニングを勉強した彼女の素敵な裏庭でのんびりと過ごし、お互いの家族の近況や仕事の話で、あっという間の3時間。食事は、彼女のお手製のサラダとトマトスープとグラス一杯のワイン。
 お友達は、初めて覚えた日本語の「乾杯」を、嬉しそうに連発していました。

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バレンタインの贈り物の送り主は。。。

 40センチ以上の大雪に見舞われた日、次男が、朝早くからドライブウェイから玄関までの雪かきをしてくれました。何十分後かに、キッチンの窓から外を眺めると。。。

 次男は、庭で手袋をはめた両手で雪をすくっては屈みこみ、またすくっては屈みこみ何かをしています。防寒着を着込んで外へ出てみると、不思議な形の何かを製作中。。。あっという間に、ぎょろ目にべろりと舌を出した雪像が仕上がっていました。

 家の中で仕事を片付けて、何十分後かに外へ戻ってみると、反対側には、穏やかでお茶目なお顔も掘られていました。とても面白い、リバーシブルの雪ダルマ(?)の完成です。

 次男君、お茶目なプレゼントをありがとう!

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 次男によると、こちらが、パーティ用。

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 はい、こちらは、ビジネス用。

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 そして、翌日のバレンタイン・デー。目覚めると、キッチンの窓から、彼が作ったビジネス用のお顔が庭でにっこり微笑んでいるのが見えました。まるで、ハーシーズのキスチョコレートのような可愛さです。

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バレンタインの贈り物は。。。

 2月14日、朝起きてみると、キッチンの窓の外の向こうに見えるクレッグさんのお宅の窓に、朝の陽光が反射して、窓ガラスがきらきらと輝いています。
 そして、我が家の庭にちょこんと座ったあるものも、存在感たっぷりにキラリッ!これは、昨日大切な誰かさんが作ってくれた私への贈り物!♡ その名も。。。

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 聞いてびっくり、見てびっくりの、この雪像の正体と送り主は、次回ご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

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妻よ、株は君が増やせよ。

 数年前まで、私の家から少し離れた農村部に、町はずれの刑務所で看護師の仕事をしているカナダ人の友人が住んでいました。彼女は、50エーカー以上の土地の一角に羊を飼い趣味でウールのひざ掛けなどを作りながら暮らしていました。看護師の資格を取る前に専門的にテキスタイルを学んだというだけあって、室内装飾やカーテンやソファーの生地や色合わせにこだわり、フィラデルフィアの建築会社で働くアメリカ人の建築家の夫と二人で、リビングルームの床板を張ったり壁にペンキを塗ったりしながら、自分の発想を日々の暮らしの中で見事に具現化させながら人生を謳歌しているのでした。
 
 私が彼女に初めて会ったのは、日本から越して間もない2001年の冬、新しい学校に転校したばかりの長男が「学校のカフェテリアで『スーシー(「ス」にアクセントを置きます:寿司)が大好きだ。』という子としゃべれて、とてもうれしかった。」と言いながら帰宅した数日後、寿司が大好きなその子が、週末に息子を家に招待してくれ、母親であるJと中学生になったばかりの彼女の娘が息子を迎えに来てくれた時のことです。
 子どもたちをお互いの家に送り迎えしているうちに意気投合し、そのうちJと私は、一緒にランチへ出かけるようになりました。カナダのノヴァスコーシャ出身の彼女は金髪碧眼で英語を母国語としていても、「ここではあまり親しい友達ができない。とても閉鎖的な土地柄で、娘も仲良しの友達ができない。」と、しばしばこぼしていました。ふたりでどこかへ出かける時彼女はよく「移民」という言葉を使ったものでした。プライス・ライトという食料品店に出向いた時も - そこは商品の値段が非常に安価でメキシコ料理の材料となる品揃えが豊富なせいか、南アメリカからアメリカ合衆国に移住してくる買い物客が多い場所なのですが— 、そこでも「ここには私達のような移民が多くいるのね!」と感嘆の声をあげていました。
 
 ある日の午後、いつものように二人で掘り出し物がないかどうかグッドウィルを覗いて、行きつけのチャイニーズ・レストランでランチを堪能した後、彼女の牧場で羊に餌をやっていた時のことです。
 Jは、「そうだ、M。私ね、知り合いにジャーマンアイリスとホスタスを沢山もらったのよ。あなたにも株を分けてあげるから、バケツに水を張ってその中に入れておいて、2,3日中に土に植え替えるといいわ。このギボウシという植物は少し大きくなったら、根っこごと切り分けて移植しながら増やしていくといいのよ。」と言うと、ボルボの後ろに牽引車を取り付けDIYのお店から自分で運んだ何トンもの土と根覆い用のマルチを積み上げて作った花壇から、球根から生長して花が咲く直前のジャーマンアイリス何本かと小さなギボウシの株を掘り起こして、少しずつ分けてくれました。
 帰宅した私は、早速土を掘り起こしてせっせと小さな株を植え始めました。その秋には、少し大きくなったギボウシを、言われた通りに根っこごと半分に分けて別の場所に植え付けてみました。
 
 そして、翌年も、そのまた翌年も。。。
 
 私の株はどんどん増えていきました。Jがフロリダに家を買い、両方の家を行き来しながら暮らすパターンを続けそのうち向こうで生活するようになってしまってから再会することはなくなりましたが、彼女がくれたギボウシは、今では車庫から玄関へと通じるウォークウェイ沿いに家を囲むような形で42株に増え、裏庭のほうも30株ほどに増えました。玄関前のは真上から見ると直径が80センチ、花をつけると高さも140センチほどのジャンボサイズに成長したので、遠くから眺めてもかなり圧巻です。

 先月咲き始めたギボウシの小径を眺めながら夫は、しみじみと「ボクの方のストックマーケットの株はさっぱりだけど、家の前の株は見事なものだ。Mちゃん、株は、君が増やせばいいよ。」と、のたまうのでした。

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おだてに乗る気立ての良い夫のお話

 毎年夏の終わりになると、次男が薪割りをしてくれたものですが、彼が遠くの町へ越していってしまった今、今年はいったいどうしよう。。。物思いにふけりながら、かつて子どもたちが遊んだツリーハウスの周りを散策してみます。
 2001年に1エーカーのこの土地を購入した時、あたりは一面雑木林だったので、家を建てるためには、林の樹木を伐採して着工を始めなければなりませんでした。伐採したカシの大木は数本をのぞいて業者に引き取ってもらい、冬場はセントラルヒーターをなるべく使わず、残った木で薪を割っては暖炉にくべて暖をとっていました。
 数年前に裏庭にプールを作った時に再び数本伐採してもらい、何等分かに切リ分けられたばかりの重たい幹を、夫と息子たちが二日がかりで片付けて、ここが次男の薪割りの作業場になったのです。薪割りをしては積み上げて、冬場になると少しずつ手押し一輪車に乗せて移動しガレージ前に重ねていきます。
 
 思えば、夫が、我が家の完成を待たずに倒産し夜逃げ同然に姿を見せなくなってしまった施工会社に見切りをつけて、自分でキッチンの床タイルを張ったりガレージの上に床材を敷いてくれたりしてから、早10年が経ちました。
 「わあ、歪んでいるけどいい味が出てる。」とか「こういう色合い、T市(母の実家のある場所)のグランマの家の床の色みたいでなんだかふるさとを思い出す。」などと言っているうちに、夫は、少しミスをしても「わびさ~び(『さ』にアクセントを置きます)」と気を取り直し、わざわざフィラデルフィア郊外まで出かけて錬鉄のドアノブを購入し、古き佳き入植時代のアメリカを彷彿させるコロニアル風のドアまで完成させてくれました。
 ある日は、「ドアも作れるんだから、あなた、もしかすると家具も作れるんじゃない?」と言って出かけ、夕方出先から戻ってみると、リビングルームの中央には、まあなんとお茶目な切り株作りのテーブルが鎮座しているではありませんか。
 「テーブルの表面のやすりのかけ方が十分じゃない、デコボコしている。」などと言って首を傾げては、夫は満足がいかない様子でしたが、普段はヤードセールの5ドルないし10ドル程度の家財道具で済ませている貧乏性の妻にとっては、とても大切な宝物となりました。
このテーブルを、わたしは「エレファント・レッグ(ゾウさんの足)」と呼んで日々愛用しています。
 
 
 
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裏庭から次男の薪割り場を眺めます。

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リビングルームの「ゾウの足」
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脚は3本ですが、見るたびにぞうさんの足を思い出すのです。