ヒヤシンスの花咲く頃

 昨日食料品店に出かけたら、入り口を入ってすぐの陳列棚に、鉢に入れられた春の花が数種類飾られていました。ピンクや白や紫色の花々のプランターの中で、とりわけ私の目を引いたのは、紫色のヒヤシンスのつぼみ。遠い昔、小学校に上がる前の保育園で、机の上に置かれたチューリップとヒヤシンスの球根のうち、ヒヤシンスという名前だけはどうしても覚えることができずにがっかりしながら帰宅した後、私がじょうずに「ヒヤシンス」と言えるようになるまで、母が根気強く教えてくれたことを懐かしく思い出し、店先の数種類のヒヤシンスにじっと見入ってしまいました。

 他の花はすべて綺麗に咲いているのに、この紫色のヒヤシンスだけが、かたくなに咲くのを拒んでいるようにみえ、名前を覚えることができなかった自分を見ているようで、思わず笑ってしまいました。
「遅咲きの花は、そのうちきっと、世界で一番美しい色をみせてくれるよ。」そんな思いで、この鉢を手に取り、持ち帰ったのでした。

2014-03-06 14.17.00

 まだ蕾のままですが、先週届いたオランダ在住の義叔母のカードが置いてあったリビングルームのテーブルに置いてみると、部屋の中が少し明るくなったような気がします。
 ちなみに、英語では、「ヒヤシンス」ではなく「ハイアシンス: hyacinth(s)」に近い発音で呼ばれています。

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