I found peace in my kitchen…

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Wood ~ Poems from the River

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Chopping wood
is my meditation. No
thinking. Only the
Now
of the swing
and of the cut.

With each swing
and each cut I rise
deeper.

Wood, ready for
the fire,
piles up around
the chopping block
and it becomes hard
to maneuver, though
I fail to notice.

…samadhi

Now.
I am.

…but there is always
the one log, knarred,
knowing,
that invites me back
to the present.

I return
looking forward to
the challenge.
One might even call it
a fight.

For I know
that come winter,
when the fireplace
is lit,
I will recognize
the pieces of
that knarred
and knowing log
and I will remember each
exhaustive swing
and each reluctant cut
and I will give thanks
for the good fight
and the memories of it.

Kurt Brindley, “Poems from the River”

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ちょっと内緒話。。。

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 愛用のカメラをそばにおいて眠るのが習慣の私がこよなく愛する猫のケロアックは、カメラをまくらに寝るのが大好き。。。

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Adopt Anne and Emily for the Holidays

シニア・シチズン・ディスカウントを断った「ベイブ」の述懐

 12月のある日、仕事を兼ねて外出した後、チャイニーズ・レストランで家族と合流し食事をしたときのことです。
 米国の中華料理店では、食後の会計の際に、クッキーの中に自分の運勢が表記された紙が入った『フォーチュン・クッキー』をサービスしてくれるところが多いのですが、私のクッキーの袋を開けてみると、中からこんな言葉が書かれた紙片が出てきました。

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 あなたは多くの人々を感動させる能力に長けている、というような文面ですが、幼少時代にわくわくしながらおみくじを開け、『大吉』など運勢が良さそうなおみくじの場合だけ大切にしまっておいたことなどを思い出しながら、気を良くして早速カメラにおさめた後、支払いを済ませた夫の後についてお店を出ようとした時のことです。

 入り口の回転扉を力いっぱい押し開けてお店の中に入ってきた若い女性が、危うくドアの間で挟まりそうになった私にぶつかり際、大声で「ウップス、ソーリー、ベイブ!(Oops, sorry Babe!)」と謝りました。「ベイブ(babe)」には勿論「赤ちゃん」という意味もありますし、この言葉は、夫婦間や仲良しの間がらで「あなた」とか「おまえ」と呼び合う場合にも使われます。また、「世間知らず」とか「かわいこちゃん」という意味を含む場合にも用います。

 (ベイブ?)心の中で呟き、ドアの外へ出て、駐車場に向かいながら、「日本では、K(娘)と同世代の女の子が、年配の女性に向かってベイブと呼ぶなど考えられない。」と嘆き、親しみを込めて呼ぶ言葉であることはわかっているものの、これまでも、様々な店舗やレストランで、私の両親と同年代位の方々だけでなく若い女性にも「ハニー(honey)」や「ハン(hun)」「スイートハート(sweetheart)」「ダーリン(darling)」などと呼ばれたことを回顧していると、夫が「日本のサービスは他の国々と比較しても類を見ない程天下一だし、日本では呼び方も『ハン』や『ベイブ』じゃなくて『お客様』だからね。きっと同年代に見られてしまったんだね。」と慰めてくれました。

 その後、久々に、帰宅途中の町にあるグッドウィル(Goodwill)をのぞいてみたいと言うと、普段は買い物へ出かけても車内で待っている夫と、特別な機会でもない限りショッピングにつき合ってくれることなど一切ない息子が、一緒にお店の中に入ってくれました。
 店内で、古いマホガニーの家具やヨーロッパの40年代の調度品が置いてある部屋や、申し訳程度に二束三文の値段がついているアンティークのアジアの掘り出し物が並んでいる奥の陳列棚、クリスマス用のリースや古本などが端然と並べてあるコーナーを回って、かねてから探していてようやく見つけた屋根裏部屋の書斎にぴったりそうな古いアンティーク調の厚手のカーテンをレジに持って行って支払いを済まそうとすると、レジのアフリカ系アメリカ人の女性の店員さんが、小声で「シニア・シチズンのディスカウントは持ってらっしゃいますか?」と尋ねました。
 (シニア・シチズン?)一瞬押し黙って、先刻のチャイニーズ・レストランの前での一件を思い出し、少し離れたところに立っていた息子を一瞥すると、彼は表情を崩さずに、私をじっと見つめ返しました。
 再び店員さんに目を戻すと、彼女は円らな瞳を見開いて、もう一度はっきりと「シニア・シチズン・ディスカウント。」と繰り返しました。
 おうむ返しに「シニア・シチズン・ディスカウント。」と呟いた直後、「シニア・シチズン・ディスカウントは、例えあっても要りません。私はまだベイブですから。(I’m still a babe, you know.)」という言葉が、咄嗟に私の口をついて出ました。
 ここに私の祖母がいたら、一体どんな反応を示すだろうと想像し苦笑しながら支払いを済ませようとすると、彼女は、いきなりクスクスと笑い出し「わかってたわ。要らないだろうな、とは思ったんだけれど、礼儀上、一応訊いてみないと、中にはディスカウントしてもらえなかった、なんて言い張るアジア人のお客様がいるのよ。」と本音をこぼし、寛いだ表情でウィンクして見せてくれたのでした。

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